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2026年02月27日
株式会社ユビキタスAI
TOPPERS-Pro SafeG-Mの対応OSを強化―ノーマルモードからセキュアモードまでシームレスに開発―
株式会社ユビキタスAI(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:大吉 裕太、以下「ユビキタスAI」)は、オープンソースとして公開されているソフトウェア技術「SafeG-M」を商用化した「TOPPERS-Pro SafeG-M」のノーマルモード対応OSとして、新たに「TOPPERS-Pro/ASP3」が追加されたことを発表します。
Armv8-M向けデュアルOSモニタSafeG-M
SafeG-Mは、NPO法人TOPPERSプロジェクトで開発されオープンソースソフトウェアとして公開されている、ArmⓇ社Armv8-M™のセキュリティ拡張(TrustZoneⓇ)技術を利用したプラットホーム基盤です。
Arm TrustZoneは、セキュリティ機能をハードウェアレベルでサポートしたセキュリティ拡張技術です。
SafeG-Mは、Arm TrustZoneを活用して、1つのプロセッサをセキュアモード(信頼できる実行環境)とノーマルモード(信頼性が不明なノンセキュア実行環境、いわゆる通常処理環境)に区別して分離し、信頼できる処理と通常処理を並行して安全に実行できる仕組みを提供するソフトウェア技術です。
SafeG-Mのメリット
SafeG-Mを使用することで、信頼性を担保できないようなソフトウェアと、高信頼性が求められるソフトウェアを、同一マイコン上で安全に分離して並行動作させることができます。センサーからの入力をもとに、アクチュエータを動かしながら必要なデータをクラウドに上げるといったような、要求される信頼性の水準が異なるシステムを1つのマイコンで構築できます。
TOPPERS-Pro/ASP3対応でシームレスな開発を実現
ユビキタスAIでは、このオープンソースであるSafeG-Mを商用化し「TOPPERS-Pro SafeG-M」として販売していますが、この度ノーマルモードのOSとして「TOPPERS-Pro/ASP3」に対応しました。
TOPPERS-Pro/ASP3は、TOPPERSプロジェクトが開発しオープンソースとして公開しているRTOS「TOPPERS/ASP3カーネル」をベースに、ユビキタスAIが商用化しているRTOSです。もともとSafeG-MのセキュアモードのOSとしてはTOPPERS-Pro/ASP3が使われているため、同じTOPPERS-Pro/ASP3をノーマルモードのOSとして使用することにより、ノーマルモードのプログラムからセキュアモードのプログラムまでシームレスな開発ができます。
TOPPERS-Pro SafeG-Mの特長
ノーマルモードのOSとしてTOPPERS-Pro/ASP3を提供NEW
ノーマルモードでして動作するRTOSとしてTOPPERS-Pro/ASP3を併せて提供。FreeRTOSもサンプルとして提供されるため、用途に合わせたRTOS選択・システム設計が容易に。
ミドルウェア・開発環境
TOPPERS-Proと合わせて動作確認済み各種ミドルウェアや開発環境をお客様のニーズに合わせて提供。
知財権保証
瑕疵担保責任および知的財産権侵害に対する補償を含んだ使用許諾契約書に基づきライセンス提供。
品質保証
独自にカーネルの品質を確保。不具合があった場合にはユビキタスAI が責任を持って対応。
各種サービスの提供
保守サービスや技術サポート、ポーティング、カスタマイズ、ドライバ開発などのサービスも提供。
サポートマイコン(2026年2月26日時点)
- NXP社 i.MX RT600
- NXP社 LPC55S6x
- STMicroelectronics社 STM32L5x2
TOPPERS-Pro SafeG-Mホワイトペーパー
TOPPERS-Pro SafeG-Mを用いたセキュリティプラットフォーム基盤とその利用について詳しく解説したホワイトペーパー『TOPPERS SafeG-MとOT/IoT機器に求められるサイバー攻撃防御機能』を提供しています。
ダウンロードは、こちらのページをご覧ください。